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華南地域から見たチャイナプラスワン ジェトロセミナー

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2006年11月1日 日本貿易振興機構(ジェトロ)のセミナーに行って情報収集してきました。

広東省の状況です。

◆省都:広州市
◆人口:7899.6万人(2005年末戸籍人口) 約8000万人、住んでいる方は9000万人以上
◆面積:17万9800平方キロ(日本の半分)
◆行政区分:21市

◆中国全国に占める広東省のシェア
 GDP 11.9%
 対外輸出額 31.3%
 輸入額 28.8%
 
※輸出はタイと同等以上。ひとつの国と考えてもいいくらいの規模。

◆中国主要都市の住民一人あたりの可処分所得
 深せん 21494元
 上海 18645元
 広州 18287元
 北京 17653元
 蘇州 16276元
 天津 12639元
 重慶 10244元

 深せんがダントツに多い。

◆急増する広東省への日本企業の進出(華東地区よりも少ないけれど)
 2003年 1061社
 2004年 1201社
 2005年 1406社
 広州総領事館登録ベース

 90年代は委託加工中心でしたが、昨今は自動車産業中心に日本企業が進出しています。
 90年代は輸出企業でしたが、今は中国国内向けを目指した企業が多数進出しています。

◆日本人に居留者数の推移(届け出ベース) 広東省全体
  2001年 4169人
  2002年 4261人
  2003年 5375人
  2004年 7779人
  2005年 11288人

 上海が一説には7万人から10万人いると言われているそうです。(すごい)
 それに比べると少ないものの、昨今の伸びはすごいものです。
 上記の数字は届出ベースなので実際は2倍から3倍の方がいるといわれています。

◆日系企業の分布
 広州市 500社 (自動車企業中心に)
 深せん市 350社 
 東がん市 300社
 中山市 100社 (自動車関連が多い)
 珠海市 70社 
 惠州市 60社 (TCLなど工場多い)
 佛山市 50社 (自動車関連がでている)
 汕頭市(スワトウ) 25社 (広東省の東のはずれこんなに進出しているのですね)

◆広東省の自動車産業の概要
 広東省自動車産業発展計画があり 2010年に広東省の自動車生産能力は160万台になり
 2015年以前に自動車産業を広東省に支柱産業として発展させるそうです。
 タイが80年代から自動車産業を発展させてきて、やっと昨年100万台になったそうです。
 それに比べ広東省は1999年本田が進出して最初は2万台だったのが、7年から8年で100万台に
 なるそうです。いかに広東省の発展の早さが早いかわかります。

 ※広東省の車の生産台数の見込み
  2006年 50万台/年
  2008年 100万台/年
  2010年 130万台/年 工業生産額は2000億元を超えることが見込まれている。

◆広州市の自動車産業概況(2005年)
 ・生産台数 44万台
 ・工業生産額 849億4800万元(前年比 34.2%)
 ・自動車生産メーカー 広州本田、東風日産、広州豊田、宝龍汽車、駿威客車、広州五十鈴、羊城汽車

◆広州自動車の3大生産拠点について

●広州開発区自動車産業地域 (本田系)
・広州経済技術開発区(35.37平方キロ)、増城新塘工業加工区(20平方キロ)、黄埔区からなるエリア
・広州本田汽車有限公司、東風本田発動機有限公司、本田汽車(中国)有限公司、五羊本田摩托車有限公司、宝龍汽車有限公司などが立地。
・広州本田の第一工場の生産能力は年産24万台。
 06年9月より、年産12万台規模の第二工場が稼動。
 宝龍汽車の生産能力は年産5万台。
 2010年にはこの地区で70万台の自動車と80万台のオートバイの生産能力を有する見込み。
・主要部品メーカーにショーワ、菊池プレス、丸順、NTN、デンソー、スタンレー電気、林テンプ、東海ゴム、オムロン、シロキ工業、ティ・エステック、槌屋、アーレスティなどが進出している。

●広州南部南沙国際自動車産業圏 (トヨタ系)
・広州豊田汽車有限公司を中核として、広州トヨタエンジン工場、関連部品産業、物流基地、サービス産業が進出している。
・主にA地区(20平方キロ)と、B区(1.5平方キロ)に分けられる。
・2006年にエンジン30万台、完成車10万台の年間生産能力を確立する。
 将来的にはエンジン50万台、完成車30万台まで拡大する予定。
・主要部品メーカーにデンソー、豊田鉄工、三五、アイシン精機、アドヴィックス、フタバ産業、豊田紡績等が進出している。

●広州西北部自動車産業基地(日産系)
・この地区は日産を中心に発展している。
 他の地区と違うのは設計センターを持っていること。
・広州花都汽車城(50万平方キロ)を中心とする地区。
・国家科学技術部より、『国家トーチ計画花都自動車及び部品産業基地』として認定
・東風日産乗用車有限公司を中心として、同社エンジン工場、設計センターも立地している。
・2005年の乗用車生産台数は16.51万台、工場生産額は335.41億元。
・2006年9月には華南理工大学広州汽車学院が開校し、技術者の育成を行なう。
・主要部品メーカーに、カルソニックカンセイ、日立ユニシア、ヨロズ、ユニプレス、桐生、鬼怒川ゴム、本郷、ヒラタ、川西工業、今仙電機、タチエス、アルファなどが進出している。
 

  
 
 

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